Fubako 使い方ガイド
Fubako(文箱)の全機能を1ページで説明します。基本の流れは「PDFを開く → 左のページ一覧とツールバーで操作 → 保存または書き出し」です。
PDFを開く
- Fubakoのアイコンや起動画面にPDFをドラッグ&ドロップ、または「ファイル > 開く」
- 複数のPDFを同時に開くと、それぞれ別ウィンドウで開きます(ウィンドウメニューで切替)
- パスワード付きPDFは、開くときにパスワードを入力します
画面の見かた
左にページ一覧(サムネイル)、右にビューア。ページ操作はすべて左の一覧で行い、右はスクロール・拡大縮小して読むための領域です。
ページの並べ替え・削除・回転・抽出
- 選択: クリック。⌘クリックで追加選択、⇧クリックで範囲選択
- 並べ替え: サムネイルをドラッグ
- 削除: 選択して delete
- 回転・抽出: 右クリックメニューから。抽出は選択ページを新しいPDFとして書き出します
- 操作はすべて ⌘Z で取り消せます
結合(別のPDFを差し込む)
別のPDFファイルを左のページ一覧へドラッグ&ドロップすると、落とした位置に全ページが挿入されます。複数ファイルの一括ドロップも可能です。
分割
「ファイル > 分割」から、1ページずつの一括分割ができます。特定ページだけ欲しい場合は、選択して右クリック→抽出が早道です。
スキャンPDFを検索可能にする(OCR)
- ツールバーの「検索可能にする」を押すと、全ページをOCRして透明テキストを埋め込みます
- 見た目は変わらず、⌘F検索・テキストコピー・Spotlight検索が効くようになります
- この処理は開いている書類に適用され、自動保存されます。元に戻したい場合は「ファイル > バージョンを戻す」
圧縮
- ツールバーの「圧縮」→ 品質(高画質/標準/最小サイズ)を選択 → 保存先を指定
- 結果は「2.4 MB → 380 KB(-84%)」のように表示。元ファイルは変更されません
- 縮まないPDFでは「サイズは変わりませんでした」と表示され、劣化もしません
透かし・ページ番号
- ツールバーの透かしボタン → 文言(社外秘・COPY・DRAFTなどのプリセットか自由入力)と、ページ番号の有無を選択
- 「透かしを付けて書き出す…」で保存先を選ぶと、透かし入りのコピーが作られます。開いている書類はそのままです
- 透かしはページに焼き込まれるため、テキストとして選択・抽出できず、簡単には除去できません
書き出し(PDF/Excel)
- ⇧⌘E または「書き出し」ボタン → PDF(品質選択)または Excel (.xlsx)
- Excel変換は罫線のある表が対象です(macOS 26以降)。レイアウトは「1枚のシート」か「表ごとにシート」を選べます
保存と復元
- ページ操作やOCRは macOS の自動保存の対象です。⌘Sでの明示保存、「別名で保存」もできます
- 過去の状態に戻すには「ファイル > バージョンを戻す」(macOS標準のバージョン機能)
- 暗号化PDF・電子署名付きPDFを書き換える操作では、保護や署名が無効になる前に警告を表示します
キーボードショートカット
| 操作 | キー |
|---|---|
| 文書内検索 / 次・前の一致 | ⌘F / ⌘G・⇧⌘G |
| プリント | ⌘P |
| 保存 / 書き出し | ⌘S / ⇧⌘E |
| 取り消し / やり直し | ⌘Z / ⇧⌘Z |
| 選択ページの削除 | delete |
うまくいかないとき
⌘Fで検索してもヒットしない
スキャンPDFで、まだOCRをかけていない可能性があります。ツールバーの「検索可能にする」を実行してください。
圧縮してもほとんど縮まない
すでに最適化済みのPDFです。Fubakoは品質を犠牲にしてまで縮めることはせず、その場合は元のファイルを維持します。
Excel書き出しで表が検出されない
罫線(枠線)のない表は構造として検出できません。罫線のある帳票(請求書・見積書など)が対象です。
OCRで書き換わった内容を元に戻したい
「ファイル > バージョンを戻す」で処理前の状態に戻せます。